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2020年03月07日

アマミノクロウサギ子育てで生き埋め!?

アマミノクロウサギは日本で一番凄い生き物!!
大正10年に国の天然記念物(今から100年前って凄い!)
昭和38年に特別天然記念物(世界的又国家的に価値が特に高いもの)に指定される。

アマミノクロウサギは子育てが凄い!!
アマミノクロウサギの繁殖期は涼しい今時期です。
アマミノクロウサギの子育て方法は
赤ちゃんの巣穴と大人の巣穴は別々の場所。遠く離れています。

大人の巣穴の入り口は大きく奥行は2メートル以上で、落ち葉を敷き詰めた部屋になっています。

お母さんウサギは赤ちゃん専用の巣穴に子供を産み落とします。
赤ちゃん専用の巣穴は、直径15センチほどで奥行1.5メートルほど、こちらも落ち葉を敷き詰めた部屋になっています。
一度の出産で約1頭の赤ちゃんウサギを産みます。
お母さんウサギは産んですぐ30分かけて赤ちゃんを 『生き埋め』 にします。
赤土にて完全密閉。 生きていく為に埋める。『生き埋め』
これは奄美大島で一番強い毒蛇ハブから赤ちゃんを守るために考えられた秘儀なのです!

お母さんウサギは二日に一度、決まった時間に赤ちゃんの巣穴に立ち寄ります。
蓋を外して空気の入れ替えと、3分程と短い授乳をします。のんびりしてるとハブに襲われる可能性が高くなるからです。
匂いを残さないために入念に毛繕いをして、生き埋めにかかります。
赤土を寄せて前足を使いトントン蓋をして30分かけて完全密閉にしていきます。

完成したらお母さんウサギは大人の巣穴に帰ります。
また2日後に赤ちゃんの顔を見に来ます♪

巣立ちはお母さんウサギが決めて、赤ちゃんをお母さんの巣穴に連れて帰ります。
マーキングを一緒にしたり、餌場を覚えたら親離れ・子離れの時期となります。
アマミノクロウサギ幼獣
【アマミノクロウサギはなぜ耳が小さい?】
アマミノクロウサギの耳は音を聞くだけではありません。
体温を調整するところでもあります。車で例えるならラジエターにあたります。
島の面積の85%を占める森が熱を溜め込まず、夜はとても涼しい奄美大島。
その奄美の夜の涼しい時間帯に活動をして、天敵も少なく走る事も少ないので、耳が小さくても生きて来られたのです。

原始的な本物の野生のウサギ。
最も原始的な形態を残す。生きた化石といわれています。
何百万年も前からほとんど姿を変えていないアマミノクロウサギ。

ほぼ夜行性で草食。
生息数は奄美全体で2,000~5,000頭(10,000~35,000頭)
100メートル~150メートルの狭い範囲で活動します。

私はほぼ毎日ナイトツアーなので出会うアマミノクロウサギはいつも同じ♪

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Posted by 奄美ナイトツアーサービス at 12:02│Comments(0)
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